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銚子電鉄に乗ってきました

ちょっと報告が遅くなりましたが、12月7日に銚子電鉄に乗りに行きました。

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銚子鉄道の問題の経緯は、Wikipediaにこう書かれています。

経営悪化
1990年1月に経営権が京成電鉄系の千葉交通から千葉市の総合建設業・内野屋工務店に移り、内野屋工務店社長で元千葉県議のU氏が社長に就任した。1998年6月に内野屋工務店が自己破産申請(781億円の負債を抱え込んで事実上倒産)を行い、県と銚子市が支援を行っていた。内野屋工務店の破産後もUが社長を務めたが2003年に解任され、2006年8月には業務上横領の疑いで逮捕された(横領総額約1億1000万円)。

業務上横領容疑の元となった借金は銚子電鉄名義で無断で行われた物であり、「自分が社長をつとめる建設会社の経営状態が悪化しており、鉄道会社の信用を使えば銀行からの融資が引き出せるだろう」との目論見で行ったものとされている。銚子鉄道名義の借金は、個人の借金返済に充てるなど、全額を着服している。またUは銚子電鉄社長時に自分の経営する工務店に大量の仕事を発注させて駅舎の改修工事をさせるなども行ったとされている。このことが県と銚子市の補助金を停止させ、さらに金融機関の融資凍結を招き鉄道経営に大きく響いた。

横領事件がもとで運転資金不足が生じ法定検査が出来ないことを会社自身がホームページで発表し、ぬれ煎餅などの購入を呼び掛けたことが日本各地で報道されたため、ぬれ煎餅の注文が殺到した。そのため製造が間に合わず発送も遅れている。この事態の悪化を避けるため通信販売は現在中止されている。


つまり、前社長Uによって電車の運営にも支障を来す事態となっているわけで、実際どのような状況か、見てみることにした。

駅舎の一部は、内野屋工務店時代に建て替えられたもので、駅から見ると経営危機の会社だとは思えません。
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銚子駅と、犬吠駅が内野屋工務店傘下時代に建てられた。

ただ肝心の鉄道施設への投資はほとんどされず、未だにATSの設置がありません。
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車両も、主力が営団地下鉄銀座線の旧型車を改造した1000型が主力で、その1000型も決して新しい車両ではありません。(同様の車両が日立電鉄にあった)
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また本社のある仲の町駅構内には、さらに古い700型・800型などの車両が準備されています。
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ダイヤは日中は1時間に2本と、それなりにあるのですが、銚子の町の大きさのせいかそんなに乗客は乗っていません。
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今回「電車の修理代」が足りないと言われたのは、このうち701号で、2ちゃんねるを中心とした支援のおかげで、何とか修理代が出たと言うことです。
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今回は2ちゃんねる有志が精力的に支援活動を行っており、中吊り広告を提出するなどの活動を行っています。
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今回の騒ぎと支援は、一時的な「祭り」で終わるかもしれません。
しかし、地元の足であり、そして観光客にも乗ってもらうには、危機から脱出したあとは是非とも安全輸送に投資してほしいものです。
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by koh-sen | 2006-12-19 22:48 | ローカル交通問題