カテゴリ:交通(岐阜問題)( 18 )

代替交通機関

岐阜の名鉄600V区間が廃線になって、今日で4日目です。

廃線にあった沿線の人たちは、すでに代替交通機関を使っているでしょう。

前にも書いたとおりバスが、特に旧揖斐線沿線では極端に不便になったので、車や自転車に流れていくんでしょう。

この地域でも車の渋滞問題は結構あるはずなのに、行政当局の問題意識のなさが新たな交通問題を起こすのでしょう。

確かに、岐阜市街は安全地帯の設置が難しいので、その意味ではバス化は仕方のないことかもしれませんが、それならそれで、電車時代より利用しやすいバスにすべきでした。

電車を利用した人が、大幅に不便になるバスを代替交通手段に選択することは考えにくく、不板となったバスは利用客の低下で今以上のダイヤ間引き、それがさらに利用者離れを起こし最後にはバスの廃線、あるいは一日数本となる極度なバスの減便。
そんな、どこにでもあった悪循環に岐阜の交通手段は陥ってしまうでしょう。

それを、止めるためには行政の英断が必要なのだが、それがなされないんでしょうか。

私は、鉄道・バスが環境に優しいなどと綺麗事は言いたくないのだが、運転する人が他にいる便利な公共交通を安楽死させるのには、憤りを感じます。
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by koh-sen | 2005-04-04 22:44 | 交通(岐阜問題)

岐阜市街の街の構造の変化

前回のエントリーで「北方が過疎化する」と勢いで書いてしまったのですが、ひょっとしたら過疎化するのは岐阜の中心部なのかもしれません。

北方地区で言えば、リバーサイドモールという大規模SCがあり、ちょっと足を伸ばせば木曽川町のダイヤモンドシティ(だったか)という大規模SCがあります。
つまり、ここまで行けばたいていのものは買えるはずなので、岐阜の中心地まで出る必要はない。
そのSCに買いたいものがなければ、岐阜市街のような中途半端なところではなく、名古屋市街まで足を伸ばせばよい。
どうしても、名鉄岐阜で乗り換えが必要な電車・バスではなく、車で直接。

そう考えると、揖斐線および代替バス、そして岐阜市街の立場はないのではないかと思います。

電車の乗客の減少はモータリゼーションが普及しきった時点からさらに下がっていますので、街の構造の変化だと思います。

一部に、路面電車復活の動きがあるようですが、このことを考えていないと復活はかなり難しいと思います。
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by koh-sen | 2005-04-01 23:33 | 交通(岐阜問題)

岐阜の路面電車の廃止

今日を以て、岐阜の路面電車が廃止になりました。

同じ日にのと鉄道の大部分と日立電鉄が廃止になるのですが、岐阜の場合利用者が少なくて廃止、という理由のほかに、岐阜市内線区間は安全地帯がなく乗降に危険で、行政も非協力的で、やむなく廃止に至ったと言うことでしょう。

岐阜市自体は、路面電車存続の道を探っていたようですが、行政機関故の小回りのきかなさか、今日の日を迎えてしまったようです。

これから、特に北方地区は、電車時代に1時間4本からバスになって1時間に1本になるわけですから、これが元で過疎化ということも考えられます。

p.s.
毎日新聞磯野さま。
実は私は、こんなブログも運営しています。
で、実はこちらがメインブログです。
私自身も、内容に不満があるブログですが、鉄道オタクの戯れ言とご笑覧してもらえば、望外の幸せでございます。
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by koh-sen | 2005-04-01 00:06 | 交通(岐阜問題)

コネックス参入に関する壁

今日の朝日夕刊に「再評価の中路面電車幕」と題する記事がありました。
何を今更との感もありますが、昨日も書いたとおり路面電車廃止により沿線住民が不便を被るのは明らかです。

そこで、参入を表明して音沙汰のなかったコネックス社の現状が、その記事に書いてありまして、「(計画書に)自治体側に10年以上の『独占的な運営』を保証してもらうことで、経営基盤の安定を図ることなどを盛り込んでいた」と書いてあります。

これは、岐阜バスの経営権譲渡を含むのかはわかりませんが、本気でコネックスが今後10年といわずさらに長いこと日本に根を下ろすのであれば、「日本に自治体の常識では、とてもなじめない内容」(同記事)といわずに、英断をふるう必要があるのではないのでしょうか。

昨日も書いたとおり、はっきり言って岐阜バスのやり方では公共交通はじり貧になります。
思い切って、「外部の血」を導入することによって、岐阜が名古屋のベッドタウンなんかではなく、独立した美濃の中心地たるポジションを世界に示すことが必要になるでしょう。
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by koh-sen | 2005-03-29 00:32 | 交通(岐阜問題)

岐阜600V区間代替バスの貧弱さ

今日、名鉄岐阜600V区間のお名残乗車をかねて、代替バスの実態調査をしたのですが、揖斐線で1時間に1本、美濃町線で1時間に2本(というか、平行している既設のバス路線のダイヤ変更なし)で、4月以降かなり公共交通の利便性が下がります。

揖斐線沿線では、真新しい民家が建ち並んでいたのですが、この人たちはもう車しか交通手段はないのでしょうか。
本や新聞を読んで通勤したいとき。お酒を飲んで帰ってきたとき。
他人が運転する公共交通でないと不便なことができなくなってしまう。

そんなことを考えながら、岐阜をあとにしたのでした。
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by koh-sen | 2005-03-27 01:30 | 交通(岐阜問題)

カルフール撤退に思う

フランスのスーパーマーケット、カルフールがわずか4年で日本市場から撤退しますが、同じフランスのコネックスも、岐阜市内線の参入をしたとしても、数年で撤退したらたまらないよなあ。
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by koh-sen | 2005-03-11 01:38 | 交通(岐阜問題)

岐阜の公共交通の無策

岐阜市の中心部には路面電車が走っていますが、安全地帯がなく車と接触の危険性があるため、必ずしも使いやすい公共交通機関ではありませんでした。

本来なら市や警察なりが安全地帯の設置を推進すべきでしたが、道幅が比較的狭く、設置した場合見たところ大型車が通り抜けることができないなど、問題点もありました。

路面電車が3月いっぱいで廃止になりますが、私は路面電車の廃止は以上の理由からやむなしと考えています。

しかしながら、それの代替手段が乏しいのではないのか。
先週も書きましたが、どうも岐阜市は公共交通の問題を軽視していると思います。

乗る人が少ないからだというのも理由の一つですが、どこかで歯止めがかからないと公共交通は先細りをしてしまいます。

路面電車を廃止した北九州市は、急行バスを路面電車の系統に沿って走らせています。

せめて名古屋市が採用している基幹バス(東郊通線のような道路の端を通る方式)を採用していたらと思います。
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by koh-sen | 2005-02-27 21:14 | 交通(岐阜問題)

岐阜の公共交通は大丈夫か

今年の3月を以て、岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線のいわゆる名鉄600V区間が廃線になります。
今日は、このお名残乗車をかねて全線回ってみました。

最初に来たのは田神線から美濃町線。こちらはお名残乗車目当ての鉄道ファンとあと一般人が目立つ車内でした。
その次は岐阜市内線そして揖斐線。こちらは行きは、お名残乗車らしき人はおらず、地元の人と思われる人たちばかりが1両編成の780系をほぼ満席で埋めていました。

こういう廃線が近づくにつれ、お名残乗車をする人が目立ちますが、それ以外の普段これらの線区を使っている人たちは4月以降どうするのか。
特に、揖斐線を使っている北方地区の人たちはどうなるのか。

確かに、北方地区から岐阜駅前や名古屋方面に行くとき、時間のかかる忠節以降の路面区間を通らなければならないというハンデがあって、それが原因で今回の廃線となったわけだけど、岐阜の議会が「路面電車廃止決議」を決めるのであれば、それに変わる交通手段を整備すべきではなかったのか。
具体的には、名鉄岐阜から忠節までを高架にするぐらいのことはやれたのではないのか。
そんなことを思いながら、岐阜をあとにしました。
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by koh-sen | 2005-02-20 21:50 | 交通(岐阜問題)