カテゴリ:交通(岐阜問題)( 18 )

岐阜市長選 細江氏当選

岐阜市長選ですが、予想通り現職の細江氏が当選しました。

岐阜市長選 細江さんが再選  (中日新聞)

史上最低の得票率が示すとおり、選挙の盛り上がりに欠け、私も投票前日の土曜日に岐阜へ出かけたのですが、昼間の市街地でも高田氏の選挙カーを1台見ただけに終わりました。

細江氏は再選されたわけですが、細江氏の得票数67,561票に対し、高田氏の得票数が30,921票と、共産系候補としては得票数が迫っており、この批判票を背に今後の市政を細江氏には担って欲しいです。
[PR]
by koh-sen | 2006-01-31 20:25 | 交通(岐阜問題)

岐阜の街作りに対する 二人の候補の争点

以前、やろうとして結局ずっとほったらかしていた、「岐阜の街作りは、公共交通施策の誤りで中心部の衰退を招いた」と言うことを岐阜の市役所に質問しようとしていたですが、結局ずるずるといってしまったうちに、岐阜の市長選の公示をあしたに迎えるという事態になってしまった。

立候補予定者は、現職の細江氏と、共産党推薦の高田氏なのだけど、この二人しか立候補予定していないので結果は見るまでもないのかもしれない。

しかし、岐阜の路面電車を廃止したことにより、交通渋滞が悪化しているという報道もなされているので、彼らのうち、まじめに市政に取り組むのがどちらになるのか、ここを読んでいる人で岐阜市長選の選挙権がある人は充分考えて欲しいものです。

とりあえず、紙上討論が中日新聞のサイトにあるので、関連するところを引用しましょう。

立候補予定者、紙上討論(上)  (中日新聞)

 ◆細江 茂光氏 
 『撤退』を転じて福に市街地活性化

 ◆高田 一朗氏
 路面電車高齢化社会で役割大

 -中心市街地の活性化と景気対策について。

 細江氏 新岐阜百貨店の閉店やパルコの撤退は残念だが、悲観的になる必要はない。築五十年近くたち、更新が必要となっている時期。県と連携しながら「災い転じて福となす」よう方策を考えたい。大型店だけでいいのかを含めて、新しい時代の開発をせねば。岐阜駅周辺には住居が増えるため、この人たちの購買力を考える必要もある。

 柳ケ瀬については地元の強い思いが重要。自分たちの街づくりプランを固めてもらい、それを市が支援するという形になるだろう。かつての柳ケ瀬は地元の人に支えられていたが、居住人口が減り、高齢化が進む中、昔のような姿には戻らない。新しい柳ケ瀬像を打ち出してもらいたい。

 高田氏 市の中心部に行政など要となる都市機能を集中させたい。今も少しあるが十分に活用されていない。高齢者も楽に行けるよう路面電車の活用を含めてアクセスを考えていきたい。

 柳ケ瀬は、若者の集まる町にするのか、お年寄りの町にするのか、地元商店街の人と話し合うことが大事。大型商業施設はできればいいが、そうした施設頼みでいいのか。新岐阜なら電車のトランジット(乗り継ぎ)機能を優先させるとか、しゃれたレストランをつくるとか。小さな店の集積のようなものでなんとかしたい。

 中高年でウオーキングが盛んなのだから、街中をめぐるスタンプラリーなどをやるのも手だ。


高田氏の発言がやや希望的観測になっているのは、新人であり共産党推薦だからであろうが(私は誰かが強いリーダーシップをとらないと柳ヶ瀬の再生はないと思っているのだが)、驚くのは細江氏の発言であり自らの失政を他人に転嫁し、しかも柳ヶ瀬の復活を他人に期待するのが、果たして責任のある市長の発言なのか、はなはだ疑問です。


 -路面電車がなくなった。今後の市内公共交通は。

 細江氏 高齢化が進む中、今の自家用車重視という考え方から脱皮する必要がある。バスやタクシーだけでなく、自転車や徒歩の交通に着目すべきで、街をゆっくり見て回る行動が広がれば街の活性化にもなる。

 電車については、コストを度外視できない。果たして電車の代替手段が全くないのか。効率や経済性をみて考えねばならない。廃止になる前に「乗って残そう」と訴えたが、結局利用者は増えなかった。民間の事業計画が納得できるものであれば、支援については検討したいが。

 高田氏 路面電車を復活させたいという思いは高まるばかり。高齢化社会が進んでいく上で、安価に安心して乗れる交通手段が果たす役割は大きい。二酸化炭素の排出がなく、交通渋滞の解消にもつながる。

 ドイツのように休日には一枚の定期券で家族全員が乗れるとか、買い物券をプレゼントするとかの工夫があれば利用者は増える。そのためにはある程度の財政支出はやむをえない。



どちらも理想論なんですけど、現職がコスト面の問題を示唆。
ただ、名鉄が撤退するときも、岡山電軌やコネックスが参入しようとしたときも、名鉄の資産をただでもらおうとした前科があり、まじめに市政をやろうとしているとは思えないのが、現市長から伺えます。


私に選挙権があり、棄権や白紙投票をせず、どちらか一方にせよと迫られたら、少なくとも現市長より現実的な、高田氏に投票します。(共産は嫌いだけど。)

そんなわけで、選挙権を持っている人は、こういうこともふまえて投票して欲しいものです。

p.s.
公選法の絡みもあって、ブログで各候補の寸評が言えるのはいつまでなんだろう。
[PR]
by koh-sen | 2006-01-21 19:37 | 交通(岐阜問題)

岐阜の視察

きょう、かねてより岐阜市当局へ提出する予定の、質問状に対する取材として、バス路線2カ所に乗ってきました。

ます、新岐阜から北の高富まで。
なお、当初は、途中の長良北町が目的でした。
新岐阜のバスターミナルのある、名鉄岐阜駅を降りたのですが、どの系統が走っているのか、よくわかりません。
そこでバスターミナルへ行ったのですが、やはり系統図に書いてありません。
「公共交通利用促進・・・」とか言う団体が書いた真新しい地図もあるのですが、長良北町まで1系統しか書いておらず、しかもその行き先のバスが時刻表に乗っていません。
そこで、有人の案内書の係員に聞いたら、新事実が出てきました。
「道路を渡ったところにバス停があってそこから何本も出ている、と、、、」
そこで、道路を渡ってその停留所に行くと確かに何本もあります。
このルートは、岐阜城のある金華山や、鵜飼いの会場など、岐阜市の観光スポットへ行くルートなのですが、普段バスに乗る人しかわからないというのも、不親切なものです。

さて、停留所の地図を見て、行き先をもっと北の高富に変更しました。
そうこうしているうちに、「長良北町」経由の「岐阜女子大」行きのバスがやってきました。
高富まで行くのかわからないので、インターホンで「高富まで行きますか?」と聞いたところ、何にも返事がありません。
まわりも「何でこんなこと知らないの?」と言った視線で私を見ているようです。
しかたなく、この「岐阜女子大」行きに乗ることにしました。

さて、このルートは、かつて路面電車の通称長良線が走っていたところ。
伊奈波通より先は細い道になっていた記憶があったのですが、おそらく1989年開催の「ぎふ中部未来博」の開催の関係で、路面電車を廃止して道を整備したという経緯があります。
このルートを選定した理由は、かつての電車のあとがどうなっているかと言うこともあるのですが、もう一つ、岐阜市でおそらく唯一のバスレーンを設置しているのが、このルートで実態がどうなっているかを調査したいというのも目的の中に入っているのでした。

結論から先に言うと、逆方向の長良北町から柳ヶ瀬あたりにかけて、朝のみ「バス優先」のバスレーンが設定されていると言うことでした。
では、その朝の実態はどうか、、、、それは今後の課題になります。

話を戻して、バスはやはり思ったとおり、高富の手前で右に曲がり、枝分かれしていきます。
それに気づいたのは、実は私ではなく、同じ高富方向に行く老婆で、私はその老婆とともに途中で降り、そして私一人は、高富の営業所まで行きました。
幸い、バスの本数は多く10分ほどで、高富の営業所行きのバスがやってきました。


さて、新岐阜に戻った私が、次にすることは、今まで行かなかった岐阜の南部へ行くことです。
元々鉄道がなく、どうやって通っていたかが知りたかったのですが、例によってバスターミナルでは、岐阜南部の路線が全くなく、JRの駅発着ではないかと思い、JRの駅のバスターミナルへ行きました。

そこの案内所のは確かに岐阜市南部の路線が書いてあり、私は「茜部菱野」行きのバスの車中の人になりました。
しかしそこでも、想像外のことが、、、、
乗ってからわかったのですが、このバス、新岐阜方面から来ており、わざわざJRの駅まで歩く必要はなかったと言うことでした。
つくづく、岐阜のバスの案内の悪さを感じます。

さて、「茜部(あかなべ)菱野」行きは元々、今年3月いっぱいまでは、岐阜の市営路線。
それを岐阜バスが経営することになったので、そのせいか停留所の様式が違っています。
ただ、先の高富も、もとは名鉄バスの路線でしたので、岐阜バスに一本化して利便性が上がるように思えるのですが、実際は変なセクショナリズムが横行して利用者を混乱させる。
そんな印象を持ちました。

なお、「茜部菱野」までの路線は、片側1車線の道が続き、風景も市街地が連続すると言った感じの路線でしたが、昼の3時ぐらいのせいか、私を含めて4~7人ぐらいしか乗っていませんでした。
1時間に2本程度の本数の路線ですが、少し寂しすぎます。
名古屋の市バスはもう少し乗っているような、、、、
何か、岐阜の都市交通を象徴しているように思えてきます。


今回岐阜へ来てわかったことは、バスが意外と不便であり、その不満もあって路面電車反対運動を起こすか、黙って車に乗り換えるか(おそらく後者が圧倒的だろう)、していると思います。
JRの岐阜駅前が再開発で新しくなりますが、現段階でバスの案内板を整備するなど、普段はバスに乗らない人、および岐阜への旅行者への配慮がまず必要ではないか。
そう思い、岐阜をあとにしました。
[PR]
by koh-sen | 2005-10-11 22:50 | 交通(岐阜問題)

岐阜パルコ閉店

名鉄岐阜駅前のパルコが閉店するそうです。

ヨーカ堂30店舗強を閉店へ(中日新聞)

新岐阜百貨店の閉店に次ぐ、パルコの閉店で岐阜の地盤沈下が一気に進みそうです。

以前、「岐阜市街地が過疎化する」という発言をしたことがあり、一部の方の気に障ったようで、自分でも過激な発言だと思ったのですが、本当になってしまう可能性が出てしまいました。

岐阜の都市計画の大幅見直しが急務といえましょう。

岐阜市街地の地権者は、大幅な都市計画を甘受し、柳ヶ瀬を再生させ、その上で鉄道を含む、公共交通の再生を考える時期に来ています。
[PR]
by koh-sen | 2005-09-01 00:16 | 交通(岐阜問題)

岐阜あきんど会

岐阜あきんど会のワークショップにて、阿部等氏が岐阜の路面電車の経営方法について具体的に提言されています。

岐阜あきんど会 第15回 あきんど会ワークショップ

詳しくはリンク先を読んでもらうこととして、部分的に反論したい事項はあるものの、こういう動きが岐阜にあるのはとても心強く思います。

あとは行政の、路面電車に対する消極姿勢を何とかしてもらうことが、肝心だと思いますが。

なお、その記録は、ライトレールというブログにあるようですね。
(最近見だしたブログなんですけど、そういう動きから書いているブログだとは思っていませんでした。)
[PR]
by koh-sen | 2005-07-31 18:50 | 交通(岐阜問題)

岐阜市総合交通政策方針(案)について

岐阜市が、総合交通政策方針を発表しました。

岐阜市総合交通政策方針(案)

見た感想としては、現在はバスの行き先がわかりにくいので、バス路線を再編するというのは評価できます。

名古屋から岐阜近郊へ行こうとした場合、もっとも困るのは、バスの行き先がわかりづらいことで、岐阜のバスターミナルで路線図とにらめっこしてやっと自分が乗るバスの行き先がわかると言った有様です。
(しかもその路線図が、東西南北バラバラで、地元の良くバスを利用する人でないとわかりづらい代物である)

そういうところを改善して欲しいですね。
もっとも、岐阜市が、民間企業である岐阜バスの路線を決められるのかという疑問がありますが、、、

さて、一番足りないのは、バスの定時性、およびスピードアップについての記述が足りないこと。

現状でもラッシュ時のバスの遅延がひどいと伝えられているのに、それについての改善策は現状のバスレーンなどの設置で十分だと考えています。

果たして、これでいいのでしょうか。

岐阜の問題は、自家用車の流入をどう制御するかだと思うのですが、それについての記述は1行もありませんでした。

路面電車を廃止し、定時制に問題のあるバスを放置したところで、地球環境とかきれい事を言っても、自家用車から公共交通への移行はできません。

路面電車の復活ができないのであれば、千手堂-徹明町-競輪場前と言ったところへのバスレーンは必須だと思いますし、バスレーンの自家用車への流入などの違反行為に対する、交通取り締まりも強化して欲しいです。

そこまで徹底的にやらないと、いくら人口が減少傾向とはいえ、自家用車で道路交通が立ちゆかなくなると思うのですが、どうでしょう。
[PR]
by koh-sen | 2005-07-31 00:14 | 交通(岐阜問題)

新岐阜百貨店閉店

新岐阜百貨店が閉店するようです。
(朝日夕刊より。岐阜新聞夕刊にも掲載された模様)

以前建て替えが発表されたのですが、実施されず今日の日を迎えてしまいました。
確かに立地だけはよいが、そんなに魅力的な百貨店ではありませんでした。

しかし、集客努力らしいものがほとんどされずに、閉店を迎えてしまうのは岐阜にとっても大きな損失でしょう。

名鉄は、600V電車線の撤退と、直営バスの撤退そして新岐阜百貨店の閉店と、岐阜そのものにもはや未来はないと思っているのでしょうか。

それを象徴するのが、600Vの経営を引き継ぐ事業体が2つも登場したにもかかわらず、何も策を打たずに廃止を許してしまった現在の岐阜市の行政でしょう。

私が岐阜市民だったら、市長のリコール運動をするところですが、、、
[PR]
by koh-sen | 2005-06-20 22:49 | 交通(岐阜問題)

岐阜と私

子供の頃、名古屋に住む私にとって、岐阜はあこがれの街だったのです。

毎日夕方にはTVCMで金華山のリス村のリスたちが「また来てね」とPR。
その金華山自体が、すばらしい観光地に思えました。
だから、父に連れられ妹たちと一緒に、金華山のロープーウエイに乗るのがとても楽しみだったのです。
そして長良川の花火大会での岐阜行き。これも父に連れられていったのだが、とても楽しかった。
しかし、大人になるにつれ、岐阜について醒めてきてしまったのだ。

他に楽しい観光地を知ったのも理由の一つだが、岐阜の街が旧態依然として変化がなく、それにつれてどんどん衰退していったのも理由の一つだと思います。
そういえば、リス村のCMって、いつから放送しなくなったんだっけ?

あれから、岐阜には何度も足を運びましたが、ほとんどが電車に乗ることが来た理由で、私に鉄道趣味がなければ、まず来なかったところでしょう。

そして市内電車がなくなった今、ブログの取材で訪れた以外行ってないし、また行く気もしなくなってしまった。

私は、このブログでも、他の掲示板でも、過去に岐阜について「岐阜市街は過疎になる」とか言ってきました。
しかし、これはかつてあこがれの地だった岐阜が立ち直り、岐阜が再び輝きを見せて、岐阜に他の地方から人が集まることを願っていることの裏返しですので、悪くとらわれなければ幸いです。

名古屋市民の誰もが行きたくなる岐阜。
柳ヶ瀬は大須をモデルに、その上で大須とは違った魅力を引き出せば、柳ヶ瀬は復活すると思っています。

そこへの交通手段として、岐阜の観光の目玉となるような路面電車の復活を願ってやみません。
[PR]
by koh-sen | 2005-05-29 00:37 | 交通(岐阜問題)

車で岐阜の市街地なんかに行きっこない

岐阜新聞の連載記事に「レールの先の未来 ぎふ・名鉄廃線後の課題」
と言うのがありましてWEBで見ることができます。

ここで書いてきたことと、同じ問題意識を持っており、取材もちゃんとしています。

ここで気になった部分は、

 「三線の沿線人口など各種統計を基に推計すると、廃線によって岐阜市中心商店街への来客数や売り上げは、約6%減少すると予想されます」
 二十三日夜、岐阜市中心商店街の店主ら約二十人が集まって開かれた勉強会で、UFJ総合研究所主任研究員の永柳宏さんは、こんなデータを持ち出した。さらに「売り上げが減るということは、つぶれる店も増えるということ。固定客にも魅力が薄れて見えてしまい、もっと客を失う可能性もある」と続けると、会場の空気は一瞬凍りついた。
 これを受け、参加者らはそれぞれの思いを話し合った。「五年、十年後のビジョンも大切だが、私たちは一日一日の売り上げに一喜一憂している。電車がなくなった日から、どう店を維持するかを考えていかなければいけない」という柳ケ瀬の店主。市内線沿線にある千手堂商店街の店主は「現在、客は店の前に路上駐車をして買い物に来る。電車がなくなれば駐車しやすくなるからいいと言う人もいる」とも。


はっきり言って車中心の社会になったら、こういう品揃えの悪い店の店頭にわざわざ駐車して買い物をする人って、物好きじゃないですか。
車の場合は、目的地まで基本的に寄り道しないし、電車通りの商店街なんか駐車場だってまともにない。
路上駐車したら本当は道交法違反です。

目先の利益に一喜一憂するのはわからないことはないのですが、本当に商店街を活性化したかったら、商店の魅力(品揃えなど)を増やして商店街に共同の大駐車場を作ったらと思います。

ただ、車だとそれすら素通りする危険性があります。

そのためには公共交通をもっと乗りやすくして、街の回廊をしやすくするのが肝要ではないか、と思います。
[PR]
by koh-sen | 2005-04-23 22:58 | 交通(岐阜問題)

名鉄揖斐線 代替バスに乗ってきました

今日、名鉄揖斐線の代替バスに乗ってきたので、この状況について書いてみたいと思う。

★新岐阜-忠節-北方栄町-リバーサイトモールシンセイ(政田忠節線)
新岐阜なのだが、今までの吹き晒しでロープを張っただけで安全島がない電車時代と比べ、完全な部屋になっており印形の自販機などもあるバスターミナルは快適であった。
ただ、基本的に駅にしてもバスターミナルにしても居続ける施設ではなく、目的の電車なりバスが来るという事が最大のサービスなのである。
そう考えた場合、電車時代は一時間に4本あったアクセスが、バスになり本数が減ったことはサービスダウンとなったといわざるを得ないのである。
ちなみに、今回乗る政田忠節線は一時間に一本。
もうひとつ県営北方団地を通ってリバーサイドモールへ行く系統があってそれが一時間に2本。さらに旧黒野駅の近くにある大野バスセンターへ行く便がそれから一時間あたり一本あるのだが、これは便がない時間帯があり公共交通としての気軽さがなく、北方地区の2系統が途中で合流するものの、基本的に離れたところを走ってというのは気になるところ。
さて、14時35分のバスに乗ったのであるが、新岐阜発車時点で20人強とほぼ電車時代と同じぐらいの人が乗っており、また老若男女まんべんなく乗っているので、やはりこの地区にも公共交通を必要とする人たちがいると言うことか。
忠節で空席はあったものの立ち客も2名いた。

なお、この系統はほぼ電車の路線と並行しており、まだ架線も線路もそのままで残っている揖斐線を見て電車が来そうという錯覚を覚えた。

尻毛のあたりで乗客が徐々に降りはじめ、北方町のあたりではだいぶ乗客が減ってきた。
そうこうしているうちに、リバーサイドモールシンセイに到着。
リバーサイドシンセイは、シネコンや観覧車も併設する大型SCで、岐阜市街や大垣市街の商店の客がこちらに流れてきそうだ。

★リバーサイドモールシンセイ-大野バスセンター(大野真正北方線)
リバーサイドモールシンセイは、北方を2系統走るバスの結節点。
ただ今回は、大野行きのバスがない時間帯だったので、しばらくリバーサイドモールシンセイで時間をつぶすしかない。
1時間後、やってきたバスは乗客10名ほど。電車時代は2名とかそんな状態だったので、かえって良くなっているのか。
調査のために、一番後ろの席に座ろうとしたらすでに先客がおり、横になって寝ていた。
あんまりいい感じはしなかったが、公共交通機関の良さである、乗り過ごしさえしなければ寝ていようが安全に目的地に付けることを象徴したことなんだろう。
そうしているうちに大野バスセンターへ。
大野バスセンターは大野町役場に面した比較的広い敷地を持つバスセンターで、そこから谷汲山や近鉄揖斐行きのバスが接続するのである。
ただこちらは飲料の自販機もトイレもないのでいるのにはつらい施設である。

★大野バスセンター-リバーサイドモールシンセイ-県営北方団地-新岐阜
乗客は大野バスセンターから乗った10人ほどだったのだが、北方の街で徐々に拾い最終的には20名ぐらいになったと思う。
私は北方でのこのルートは初めて知ったのだが、ロードサイドの商店街等結構開けており、本当の北方を見た気がする。
むしろこのルートを開拓してバスの利便性をアピールした方がよいのではないかと思った。乗客は、こんなダイヤでも乗ってくれている人だし。このような固定客を増やしていかねばならないと思った。

このように街の中心地が駅からロードサイドに移ってしまった以上、ある意味電車の役割は終わったのではないかと、思わざるを得ない。
街の変化による、公共交通の再編成という考えで行けば、今回の電車廃止は正しかったようにも思える。
後は、バスにいかに乗ってもらうかにかかってくると思うが、今回はバスに乗るという意志の強そうな人たちだからよかったものの、これがいつ移ろいで行くかわからない。
そのためにも、さらなる増便は必要であるように思われる。
一度バスに乗った客が、ほかに離れていかないように早めに策をとるべきだと思う。


なお、バスに乗っている間は、渋滞には巻き込まれなかった。
平日朝の状況はよくわからないが、電車も路面区間では車の線路内の進入を許しておりそのため定時運行できないという問題があった。
電車なのに時間が読めないのは、乗客にとって不満が高まることになる。
そのせいもあって電車が廃止されたのだが、その代替のバスについても同じ問題を引き起こす可能性があるため、線路をはずした後はバスレーンの設置を検討することが必要であろう。
[PR]
by koh-sen | 2005-04-10 03:20 | 交通(岐阜問題)