どこへ行った 「乗って残そう」

現在全線運休中の高千穂鉄道ですが、読売新聞が興味深いアンケートをしています。

高千穂町の住民アンケート結果、鉄道存続が6割(読売新聞)

このアンケートによると、、、、

(1) 町と県北の将来のために残して活用すべきか  そう思う・・・57% 思わない・・・41%
(2) 通学や高齢者の通院、観光・運輸産業面を踏まえた上記と同じ質問  そう思う・・・60% 思わない・・・38%
(3) 経営改革をして存続すべきと考えるか  そう思う・・・60% 思わない・・・37%

となっており、地元としては、残して欲しい人が6割いることが伺えます。

しかしながら、次の質問では、、、
(4) 1年間に利用した回数 0回・・・35% 1~5回・・・34% 6~10回・・・6% 10回以上・・・6%

と、地元の人間はほとんど利用していない現実が挙げられます。

高千穂鉄道が発足したのは「乗って残そう」運動のせいかではなかったのでしょうか。
たしかに、この地域は「通勤」という概念が少なそうなので、毎日乗る人は地元の高校生ぐらいかもしれません。
本数が少ないので利用しづらいかも知らないが、せめて沿線住民が延岡まで出るときに出来るだけ利用しようとか、そう言う発想はなかったのか。
これでは、「乗って残そう運動」が地元エゴだと言われても返す言葉がないのではないのでしょうか。

最後に
(5) 存続した場合、今後利用するか 利用する・・・50% 利用しない・・・42%
となっており、この数字を信じていいのか、疑問に思えてきました。

地元密着型鉄道と言っても、「言うだけで行動しない」のであれば、今回の台風襲来のように一転大ピンチになった場合に、あっけなく崩壊してしまいます。

高千穂鉄道の場合、観光という要素がありますが、気まぐれな観光客を当てにせずに、まずは地元の人間がサポートしてやらないといけないと感じました。
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by koh-sen | 2005-12-15 00:24 | ローカル交通問題
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