桃花台新交通の現状

経営難が伝えられる愛知県小牧市の桃花台新交通を、愛知万博で披露されたIMTS(磁気誘導式バス)に転換・改造すると言うことが言われてきたのですが、今日の中日新聞によれば実用化の遅れでそれが危ぶまれることを伝えています。

桃花台線の存続コスト大幅増(中日新聞)

そこで、現状を調べに早速行ってきました。

c0062207_22263822.jpg


15時頃の小牧駅です。この程度の混雑ならバス1台で充分輸送できそうです。

c0062207_22331574.jpg


車内先頭部から、線路を見た写真です。
c0062207_22342858.jpg


急勾配・急カーブのため、普通の鉄道より建設費が少なくてすみそうですが、それ以前にここまで大げさなものが必要だったのか。
上飯田連絡線ができた後も、思ったように乗客がのびなかったというのは、計画の甘さを言われても仕方がないのかもしれません。
元々桃花台ニュータウン自体、入居者が当初計画より少なくなっているのですが、計画通りに入居者がいても、この線の建設時点で上飯田連絡線が開通しておらず(具体的な計画もなかったはず)、また開通後も平安通で乗り換えが必要という形態では、このルートは選択しづらいと思います。

やはり、よく言われる、桃花台新交通を小牧ではなく、高蔵寺側に通せば違った展開になったかもしれません。

なお、桃花台東から高蔵寺行きのバスに乗ったのですが、小牧側よりも沿線に住居があり、そもそもの桃花台線の計画に問題があると思わざるを得ません。

なお、桃花台センターの駅から、桃花台新交通を使って名古屋駅まで行く場合の運賃は、800円。高蔵寺経由の場合は、820円。

栄までの場合は、桃花台新交通の場合770円。 高蔵寺経由の場合940円。

運賃では、桃花台新交通経由の場合が有利なだけに、利便性の問題で桃花台新交通が利用されないと思われます。


今後の展開として、桃花台新交通の存続を前提として考えれば、現行のシステムをガイドウェイバスにしてみてはどうかおもっています。
実用化がまだ先の磁気誘導形バスよりも、現実的ではないかと思われます。

桃花台新交通は、失敗作と言わざるを得ないものですが、せっかくのインフラを何とか生かすために、現実的な選択をした方がよいと思っています。
[PR]
by koh-sen | 2005-11-03 23:01 | ローカル交通問題
<< JR東日本 ハイブリッド ディ... JR四国 新型一般気動車導入 >>