岐阜の視察

きょう、かねてより岐阜市当局へ提出する予定の、質問状に対する取材として、バス路線2カ所に乗ってきました。

ます、新岐阜から北の高富まで。
なお、当初は、途中の長良北町が目的でした。
新岐阜のバスターミナルのある、名鉄岐阜駅を降りたのですが、どの系統が走っているのか、よくわかりません。
そこでバスターミナルへ行ったのですが、やはり系統図に書いてありません。
「公共交通利用促進・・・」とか言う団体が書いた真新しい地図もあるのですが、長良北町まで1系統しか書いておらず、しかもその行き先のバスが時刻表に乗っていません。
そこで、有人の案内書の係員に聞いたら、新事実が出てきました。
「道路を渡ったところにバス停があってそこから何本も出ている、と、、、」
そこで、道路を渡ってその停留所に行くと確かに何本もあります。
このルートは、岐阜城のある金華山や、鵜飼いの会場など、岐阜市の観光スポットへ行くルートなのですが、普段バスに乗る人しかわからないというのも、不親切なものです。

さて、停留所の地図を見て、行き先をもっと北の高富に変更しました。
そうこうしているうちに、「長良北町」経由の「岐阜女子大」行きのバスがやってきました。
高富まで行くのかわからないので、インターホンで「高富まで行きますか?」と聞いたところ、何にも返事がありません。
まわりも「何でこんなこと知らないの?」と言った視線で私を見ているようです。
しかたなく、この「岐阜女子大」行きに乗ることにしました。

さて、このルートは、かつて路面電車の通称長良線が走っていたところ。
伊奈波通より先は細い道になっていた記憶があったのですが、おそらく1989年開催の「ぎふ中部未来博」の開催の関係で、路面電車を廃止して道を整備したという経緯があります。
このルートを選定した理由は、かつての電車のあとがどうなっているかと言うこともあるのですが、もう一つ、岐阜市でおそらく唯一のバスレーンを設置しているのが、このルートで実態がどうなっているかを調査したいというのも目的の中に入っているのでした。

結論から先に言うと、逆方向の長良北町から柳ヶ瀬あたりにかけて、朝のみ「バス優先」のバスレーンが設定されていると言うことでした。
では、その朝の実態はどうか、、、、それは今後の課題になります。

話を戻して、バスはやはり思ったとおり、高富の手前で右に曲がり、枝分かれしていきます。
それに気づいたのは、実は私ではなく、同じ高富方向に行く老婆で、私はその老婆とともに途中で降り、そして私一人は、高富の営業所まで行きました。
幸い、バスの本数は多く10分ほどで、高富の営業所行きのバスがやってきました。


さて、新岐阜に戻った私が、次にすることは、今まで行かなかった岐阜の南部へ行くことです。
元々鉄道がなく、どうやって通っていたかが知りたかったのですが、例によってバスターミナルでは、岐阜南部の路線が全くなく、JRの駅発着ではないかと思い、JRの駅のバスターミナルへ行きました。

そこの案内所のは確かに岐阜市南部の路線が書いてあり、私は「茜部菱野」行きのバスの車中の人になりました。
しかしそこでも、想像外のことが、、、、
乗ってからわかったのですが、このバス、新岐阜方面から来ており、わざわざJRの駅まで歩く必要はなかったと言うことでした。
つくづく、岐阜のバスの案内の悪さを感じます。

さて、「茜部(あかなべ)菱野」行きは元々、今年3月いっぱいまでは、岐阜の市営路線。
それを岐阜バスが経営することになったので、そのせいか停留所の様式が違っています。
ただ、先の高富も、もとは名鉄バスの路線でしたので、岐阜バスに一本化して利便性が上がるように思えるのですが、実際は変なセクショナリズムが横行して利用者を混乱させる。
そんな印象を持ちました。

なお、「茜部菱野」までの路線は、片側1車線の道が続き、風景も市街地が連続すると言った感じの路線でしたが、昼の3時ぐらいのせいか、私を含めて4~7人ぐらいしか乗っていませんでした。
1時間に2本程度の本数の路線ですが、少し寂しすぎます。
名古屋の市バスはもう少し乗っているような、、、、
何か、岐阜の都市交通を象徴しているように思えてきます。


今回岐阜へ来てわかったことは、バスが意外と不便であり、その不満もあって路面電車反対運動を起こすか、黙って車に乗り換えるか(おそらく後者が圧倒的だろう)、していると思います。
JRの岐阜駅前が再開発で新しくなりますが、現段階でバスの案内板を整備するなど、普段はバスに乗らない人、および岐阜への旅行者への配慮がまず必要ではないか。
そう思い、岐阜をあとにしました。
[PR]
by koh-sen | 2005-10-11 22:50 | 交通(岐阜問題)
<< 西鉄3000系発表 中央快速線 新車導入 >>