名鉄揖斐線 代替バスに乗ってきました

今日、名鉄揖斐線の代替バスに乗ってきたので、この状況について書いてみたいと思う。

★新岐阜-忠節-北方栄町-リバーサイトモールシンセイ(政田忠節線)
新岐阜なのだが、今までの吹き晒しでロープを張っただけで安全島がない電車時代と比べ、完全な部屋になっており印形の自販機などもあるバスターミナルは快適であった。
ただ、基本的に駅にしてもバスターミナルにしても居続ける施設ではなく、目的の電車なりバスが来るという事が最大のサービスなのである。
そう考えた場合、電車時代は一時間に4本あったアクセスが、バスになり本数が減ったことはサービスダウンとなったといわざるを得ないのである。
ちなみに、今回乗る政田忠節線は一時間に一本。
もうひとつ県営北方団地を通ってリバーサイドモールへ行く系統があってそれが一時間に2本。さらに旧黒野駅の近くにある大野バスセンターへ行く便がそれから一時間あたり一本あるのだが、これは便がない時間帯があり公共交通としての気軽さがなく、北方地区の2系統が途中で合流するものの、基本的に離れたところを走ってというのは気になるところ。
さて、14時35分のバスに乗ったのであるが、新岐阜発車時点で20人強とほぼ電車時代と同じぐらいの人が乗っており、また老若男女まんべんなく乗っているので、やはりこの地区にも公共交通を必要とする人たちがいると言うことか。
忠節で空席はあったものの立ち客も2名いた。

なお、この系統はほぼ電車の路線と並行しており、まだ架線も線路もそのままで残っている揖斐線を見て電車が来そうという錯覚を覚えた。

尻毛のあたりで乗客が徐々に降りはじめ、北方町のあたりではだいぶ乗客が減ってきた。
そうこうしているうちに、リバーサイドモールシンセイに到着。
リバーサイドシンセイは、シネコンや観覧車も併設する大型SCで、岐阜市街や大垣市街の商店の客がこちらに流れてきそうだ。

★リバーサイドモールシンセイ-大野バスセンター(大野真正北方線)
リバーサイドモールシンセイは、北方を2系統走るバスの結節点。
ただ今回は、大野行きのバスがない時間帯だったので、しばらくリバーサイドモールシンセイで時間をつぶすしかない。
1時間後、やってきたバスは乗客10名ほど。電車時代は2名とかそんな状態だったので、かえって良くなっているのか。
調査のために、一番後ろの席に座ろうとしたらすでに先客がおり、横になって寝ていた。
あんまりいい感じはしなかったが、公共交通機関の良さである、乗り過ごしさえしなければ寝ていようが安全に目的地に付けることを象徴したことなんだろう。
そうしているうちに大野バスセンターへ。
大野バスセンターは大野町役場に面した比較的広い敷地を持つバスセンターで、そこから谷汲山や近鉄揖斐行きのバスが接続するのである。
ただこちらは飲料の自販機もトイレもないのでいるのにはつらい施設である。

★大野バスセンター-リバーサイドモールシンセイ-県営北方団地-新岐阜
乗客は大野バスセンターから乗った10人ほどだったのだが、北方の街で徐々に拾い最終的には20名ぐらいになったと思う。
私は北方でのこのルートは初めて知ったのだが、ロードサイドの商店街等結構開けており、本当の北方を見た気がする。
むしろこのルートを開拓してバスの利便性をアピールした方がよいのではないかと思った。乗客は、こんなダイヤでも乗ってくれている人だし。このような固定客を増やしていかねばならないと思った。

このように街の中心地が駅からロードサイドに移ってしまった以上、ある意味電車の役割は終わったのではないかと、思わざるを得ない。
街の変化による、公共交通の再編成という考えで行けば、今回の電車廃止は正しかったようにも思える。
後は、バスにいかに乗ってもらうかにかかってくると思うが、今回はバスに乗るという意志の強そうな人たちだからよかったものの、これがいつ移ろいで行くかわからない。
そのためにも、さらなる増便は必要であるように思われる。
一度バスに乗った客が、ほかに離れていかないように早めに策をとるべきだと思う。


なお、バスに乗っている間は、渋滞には巻き込まれなかった。
平日朝の状況はよくわからないが、電車も路面区間では車の線路内の進入を許しておりそのため定時運行できないという問題があった。
電車なのに時間が読めないのは、乗客にとって不満が高まることになる。
そのせいもあって電車が廃止されたのだが、その代替のバスについても同じ問題を引き起こす可能性があるため、線路をはずした後はバスレーンの設置を検討することが必要であろう。
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by koh-sen | 2005-04-10 03:20 | 交通(岐阜問題)
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